質問_補給食として、バナナってどうなのよ。

回答：バナナはエネルギー源として「良」。炭水化物、ミネラルの確保に優れています。

 

解説

超便利な補給食である

バナナは糖質とミネラルがパッケージ化されている優れた果物です。

炭水化物・電解質・ビタミンがバナナには含まれます。

エネルギー源

そもそも糖質とエネルギーの関係とは

エネルギーは糖が分解される際に発生します。糖が無いと、エネルギーが枯渇してしまいます。

糖の補給をせずに長距離ライドをすると、エネルギー切れを起こすことがあります。

それをハンガーノックと言います。私も一回なったことがあるのですが、恐怖でした。

その時は、コーラーかチョコバーみたいのを口にしたら徐々に回復しました。

糖が分解される際にエネルギーが発生する

エネルギーを高速チャージ

バナナの中には糖質がいっぱいです。熟したバナナであれば、糖が血中に吸収される速度が速くなり、直ぐにエネルギーに変換できます。従って、トレーニング中は、熟したバナナを食べるといいです。

一方、青っぽいバナナに関しては、徐々に血中に吸収されるので、ロングライドの前に、摂取すると、徐々にエネルギー化していってくれます。

青いのバナナは徐々にエネルギーを放出、熟れているバナナは急速チャージ

 

脚つった！！にももってこい

ロングライドに「つり」はつきもの

長距離ライド時は、体内の電解質が発汗などで不足しがちです。電解質が不足すると、体のあらゆる場所が攣ります。私は、学生時代、クロスバイクで東京から京都まで挑戦したことがありますが、箱根と鈴鹿の峠で、両足を攣りました。峠で両足を攣ると悲惨なことになります。

どんなにいい筋肉でも電解質が切れたら使い物にならない

電解質で攣りを防止

そうならない様に、電解質の補給が必須です。

バナナは、電解質の一つであるカリウムを多く含んでいます。このカリウムが、筋肉の痙攣を防止するのに役立ちます。

 

サイクルジャージへのおさまりが良い。

バナナは、他の果物に比べて、サイクルジャージへのおさまりがとてもいいです。ジャージのポッケに入れたバナナが、あなたのロングライドをサポートします。食べた後のバナナは、どうか、ポイ捨てしないでくださいね。後ろのライダーが滑ってしまいますよ。

 

収まりがいいといえば、GENTZのサイクルジャージミスト。ジャージが臭う時にシュッシュと。

最後に

バナナって、見ただけで元気がでますよね。ザ、健康な果物。といった感じがとても強いです。私は、高校時代、野球部に所属しておりました。部活が終わった後、「丸ごとバナナ」というお菓子をよく食べてました。実は、バナナは、筋肉の疲労回復にも良いのです。そんなことは当時知る由もありませんでしたが、本能的にバナナを求めていたのかもしれません。因みに、高校球児の時は「イップス」になってしまい、挫折を味わいました。あの時、ロードバイクに出会えていたらなぁと、大人になってからよく考えます。

 

女性がロードバイクを選ぶならこうしたらどうですか自分の娘だったらこうやって選ばせる。

BIG ROAD OHMICHI 2021.FEB