みなさま

 

おはようございます。

 

GENTZ開発販売営業担当の大道です。

 

ヒョンなことから、

GENTZというハンドル内蔵型警音器（エンドキャップ兼用）を開発し、

ものづくりの楽しさを実感させていただく機会がありました。

 

ものを作る楽しさしか見えておらず、

実際の販売フェーズにおける開発コスト、製造コストの占める割合など度外視で、

GENTZを開発しました。（いや、してしまいました。）

 

GENTZ自体は、大好きな製品です。

 

しかし、

いざ商売となると、

製品が好きなだけでは何も進まない。

売りやすさを意識する必要があります。

売りやすさという意識が欠けてたからこそ、

GENTZは良い製品になったとも言えます。

（本当はもっと改良したい点がありますが。。）

 

私は今、新しい製品の開発に従事しております。

 

ビジョンは、

ロードバイク乗りが社会から尊敬されることなので、

そこに付随するような製品を開発しております。

GENTZに関しては、

警音器を搭載するという社会的なルールを、

ロードバイクの美しさをそのままに達成し、

ローディーがルールを守って気持ちよく公道を走れたら良いと思い、

社会にリリースした製品です。

 

今、開発しているのは、ベルと高級車のような質感のエンドキャップ型テールランプです。

 

とてつもなくいい感じ（私の主観です。。）のベルとテールランプが３D CAD内では既に完成しております。

 

ベルに関しては、

サイコンのマウントに搭載できるベルです。

ヨーロッパの企業でこれに近い製品はありますが、

私の信念として、ロードバイクの外観を損ねたくないというのがあるので、

もっともっと目立たない感じのベルとなります。

 

テールランプは、

ジェンツのブザーをランプに置き換える構想です。

そのランプの灯火が高級車然とした感じになります。

 

テールランプをエンドキャップに入れる製品は今までにもありますが、

主観ではありますが、50万円を超えるようなロードバイクに対しては、

さらに高級感を増すと、走る方のモチベーションが高まるんじゃないか。

そんな想いがあります。

 

ここまでは絵空事です。

 

さて、

これらを開発したらどれくらいのコストがかかるか。

という話になります。

 

実は、

何万個というオーダーで製品を製造しない限り、

損益分岐しないくらい、コストが掛かります。

（中国製品のほとんどがアリババを使用することで、何万個という製品を世界中に展開している。日本企業もグローバルに展開することで、GETNZのようなニッチな製品でも回収できる可能性が高い。ただ、開発するための資金力が必要。）

 

例えば、

市場価格が1000円としたら、

自分の作っている製品の仕入れ価格は、800円くらいといったイメージです。

販管費を考えると赤字です。

 

市場価格に合わせて、

仕入れコストを設定した上で、製品開発をしたらどうなるか。

全然面白い製品なんてできない。。。

 

つらつらつら。。。

 

そんな状況ですが、

実は光が見えてきております。

考えれば答えは見えてくるんですね。

日本だけでやらなければいい。

世界中に販売すれば、大数の法則を働かせられる。

 

ということで、零細企業ではありますが、

グローバルに認知戦略を組み、イーコマースベースで製品を供給していくプランで行くこととしました。

 

今日も夢想しながら頑張ります。

 

大道