モジュールとして
製品を販売し利益化していく上で意識しなければならないことは、
仕入れコストをどうするか。
GENTZのようなオーダーメイドの製品であれば、
必ず金型を製作する必要がある。
GENTZであれば、
金型だけでも200万円以上は掛かっている。
製品単価が安い製品において、
200万円を回収するインパクトは大きい。
市場に需要があるかどうか。
需要があると踏めば、
一回あたりの製造量を大きくすることで、
仕入れコストへのインパクトを小さくすることができる。
200万円の金型費で、200万個製品を作れば、一つの製品に対する金型コストは1円程度に抑えることができる。
実際には200万ショットも打てないが。。
原価に何が入るかを計算すると、
どんなに面白い製品でも、市場を持っていない限り、
新しい製品を市場へ投下したくなくなってしまうのではなかろうか。
大手企業はその点、資金が潤沢で新規開発がルーティンとしてできる。
中小企業はそのてんが弱い。
世の中には、
そういった中小企業を支えるための支援制度があるが、
その支援制度に申請する手間が新規開発、新製品発売への思いを摘んでしまうのではなかろうか。
そこで、考えたのが、
とてつもなくニッチな市場ではなるが、
エンドキャップ専用電源モジュールだ。
電源モジュールさえあれば、
ライト、警音器、その他の「エンドキャップ✖️電子アイテム」製品を市場にどんどん供給できるようになるのではないか。
今うちの会社は、電源ユニットを開発している。
これはあくまでも「エンドキャップ✖️テールランプ」製品を作るためだけのものだったが、
テールランプでなくとも、誰でも使用できる電源モジュールにできたら、
色々な人の「エンドキャップ✖️ちょめちょめ」製品を社会として、
どんどん供給しやすい体制に持っていくことができる。
エンドキャップ✖️ちょめちょめ
- ディフーザー;エンドキャップから香りが出てくる。
- スピーカー;音楽が流れる。電源がすぐ切れそうだが。。
- GPS;盗難防止。
- 液晶画面;何かメッセージを表示?初心者マークなど。。
- 防犯カメラ;後方監視または、前方を映し出すカメラ。。
- その他いろいろ。
自分では思い付かないような製品が、
電源モジュールさえあれば、世の中に沢山上市され、
ロードバイクがさらに楽しくなる世の中になる気がする。