START UP TODAY|数字で見る戦争と自転車
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19世紀後半|戦争に自転車が使えるか。実験が始まる
19世紀後半になぜ自転車の実験が世界各国の軍隊で行われたのか。
それは、徒歩の兵士に比べ、多くの機材をより遠くまで運ぶことが可能だからである。
その移動距離は、80km~160kmと言われ、第一次世界大戦初期には、多くの部隊が最前線に送られたようだ。当時は現代に比べると軽量素材でできた自転車は少なく、更に、重装備であるから、この移動距離は相当な体力を要したのではなかろうか。
参照:wikipedia
5万人
日本軍は、1937年に約5万人の自転車部隊を結成。この舞台は銀輪部隊と呼称されていた。
その後1941年のマレー作戦では、現地の自転車を民間人や小売業者から徴用しました。この作戦において自転車は、歩兵部隊の高速輸送に一役買いました。
参照:乗り物ニュース
8500万人
ドイツの人口は8300万人程度です。さて、8500万人とは何か。
これは、第二次世界大戦で失われた命の数である。途方もない数の人命が失われた。
とても悲しいことである。
8月は、広島・長崎の原爆投下、そして、終戦記念日という、戦争のおぞましさを思いだし、戦争をしてはいけないと強く心に誓う月だ。
そして我々大人は、この記憶を子供たちに引継ぎ、子供たちの世代で戦争が起きないようにすべきだ。
第二次世界大戦による日本人の死者は310万人
我々が楽しんでいる自転車が戦争に使われていたことを知り、戦争の記憶を想い起こす切っ掛けとなれば良いと思います。
筆者