【峠巡り】大パノラマ!|標高818m|刈場坂峠|埼玉県飯能市|クライミング|峠情報
目次
スクリーンいっぱいに映し出されるような大パノラマを目指して…
標高818mにある刈場坂峠に到着。この峠には、駐車場に加えて、トイレ、サドル掛け式スタンドが完備されている。パソコンに打ち込む際は、狩場坂と変換されてしまうことが多いが、正解は、刈場坂峠です。ご注意くださいませ。
埼玉県飯能市|刈場坂峠|標高818m
雲の立ち込める峠
澄み渡るような青空を見たいとここまで来たが、この日は生憎の雨。大パノラマは広がっていなかったが、真っ白な雲の先に、きっとさぞ美しい景色が広がるのだろうと夢想した。
サドル掛け式スタンド完備
ロードバイク乗りにはありがたい設備。恐らく、飯能市の税金から拠出されたのだろう。飯能市の皆様ありがとう。飯能市でお土産買って帰ります。
トイレ
刈場坂峠に向かう途中にはほぼトイレが無い。猛烈な便意や尿意に襲われたら…刈場坂峠のトイレへ急げ!
サイクリングにトイレはつきもの。荒サイ・多摩サイのトイレの記事は↑をクリック!
刈場坂峠へ
刈場坂峠には、サドル掛け式のスタンドが完備されている。ロードバイクの人にはありがたい。ここは、駐車場があり、車の人やバイカーの人も多く来る。接触事故などを気を付けたい。
正丸トンネル手前を右折
この国道299号線(高麗川沿い)を右折することなく直進する虚空蔵峠には行けない。
2㎞近くある車幅の狭いトンネルに突入してしまう。
トンネル走行はとても危険だ。出来れば避けたい。正丸トンネルを右へが合い言葉だ。
この峠の注意点|刈場坂峠
凸凹・横断溝に注意
路面の凸凹・横断溝隙間に要注意だ。凸凹に関してはリム打ちを誘発する可能性がある。パンクした状態で峠を登るのも下るのも危険である。注意して上っていただきたい。筆者は山の中でパンクをした経験があるが地獄の道だった。受難こそ喜びという思想を持っていたが、故障による苦難は辛いだけであった。
飯能市立吾野中学校の素晴らしい案内板。製作当時の彼らは何歳くらいになったのだろうか。
ここでは、案内板以上にお伝えしたいことがある。
峠を攻めるときにしばし見かける横断溝だ。グレーチングという金属製の格子状の構造物だ。
ヒルクライムは重力抵抗の受難を楽しむことだ。抵抗に関しては上の画像をクリックして頂きたい
ヒルクライムでは、トルクの伝わりやすい、大きなギアを使う。
トルクが伝わる分、摩擦の少ないグレーチング上では、タイヤがスリップしやすくなる。
山の気温は変わりやすく、結露も相まって、金属表面はいつも以上に滑りやすい。要注意である。
筆者も「東京ヒルクライム成木」というレースで転んだことがあります…
車・バイクに注意
奥武蔵グリーンラインは、車やバイクの方々も我々同様に、ドライブやツーリングを楽しんでいる。道幅はそこまで広くないので譲り合いの精神をもってヒルクライムを楽しむと尚良い。
自然があるから楽しめる
峠に向かう道中には、この美しい自然をいつまでも大切に!という飯能市のメッセージが掲げられている。
SDGsが叫ばれる昨今だが、この看板の朽ちた感じを見るに、
SDGsが流行るよりも以前からメッセージを発信したいたかのように思う。
この道を通る人は、都会の道に遥かに比べたら少ない。
しかし、自然の中で、自然の大切さを叫ぶこの看板は、
都会の中かに掲げられる「持続可能な社会の実現」の看板よりも、
遥かに、その主張が肚に落ちる。
サイクルジャージの環境負荷に関する記事は、上の画像をクリックしてください。
峠を攻めるならサクサク焦げる軽量車両がお薦め。超軽量エンドキャップ兼ベル代替アイテム。商品ページは画像をクリックしてください!
筆者
関連情報