START UP TODAY|ロードバイクと言えばドロップハンドル|ロードバイクをとことん楽しめ
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ドロップハンドル
ロードバイクと言えばドロップハンドルだ。
ドロップハンドルは文字の如き、ハンドルがドロップしている。ドロップハンドル無くしてロードバイクは成り立たない。ロードバイクの存在感を引き立てるドロップハンドルは、どのようにロードバイクに貢献し、どのように体への負担になるのか。はたまた、どんな種類のドロップハンドルが世の中には存在するかをお伝えしたい。
どのように貢献するの?|自転車の性能を最大限に発揮
ドロップハンドルはどのようにロードバイクに実現するかを考える上で大切なことは、ロードバイクとは何の為の自転車なのか。ということをまず考えるべきだと思う。さて、何のためであろうか。
自転車と言っても色々な種類の自転車があるこ
とは、皆さんご存じのことだ。それぞれに特性がある。マウンテンバイクなら、凹凸のあるハードな斜面を走る為に作られた自転車だ、ママチャリなら、日常生活に役立つように作られた自転車だ。
さて、ロードバイクとは。
一般的には、より速くより遠くへ行けるように作られた自転車と言われている。
そう、これが、ロードバイクのビジョンなのだ。このビジョンを達成する為に、ロードバイクの構成要素は、作られていると言える。
それでは、
ドロップハンドルはどのようにこのビジョンの達成に寄与するか。
一言で言えば、空気抵抗の削減ということになるだろう。
ロードバイクにおける抵抗は大きく4つある。空気抵抗、機材抵抗、転がり抵抗、重力抵抗だ。
そして、4つの中で最も抵抗となるのが、空気抵抗である。
速度域や路面状況にもよるが、全体の抵抗の50%以上が空気抵抗となる。
そして、空気抵抗の70%以上が、ライダーの身体によって生じる抵抗となる。
そう、空気抵抗はロードバイクのビジョンを達成する上で最悪の抵抗なのだ。
この抵抗を削減するのに貢献しているのがドロップハンドルである。
ドロップハンドルにより、
ライダーの姿勢を変更させ、空気抵抗を減らすことが出来るようになるのだ。
ある実験では、
同じ消費エネルギーで姿勢を変更させることで時速4㎞もの差が生じる。
時速4㎞は自転車にとってはとても大きな速度差となる。
以上の事からドロップハンドルは、
空気抵抗を削減することで、少ない消費エネルギーでより速くより遠くへを実現することに寄与する。
身体への負担
ドロップハンドルを活用することで、姿勢が低くなる。すると空気抵抗が削減される。
ドロップハンドルはビジョンの実現にとって最高の部品であることは言うまでもないが、
良いことだけではない…
ロードバイクに乗られたことのある方ならご存じの通り、
ハンドルの下部分を握った姿勢の場合、速度と引き換えに腰痛などに悩まされるリスクを伴うのだ。
筆者の場合、ロードバイクに乗り始めたときは、腰に負担が来た。
非常に苦痛だったが、スピードが出ることに喜びを感じていたので目をつぶることにしていた。
人によっては、身体への負担の大きさからロードバイクを辞めてしまう人も多いのではないだろうか。
負担は減らせる
- 負担を減らすための方法論は、2つあると思う。
・ロードバイクを構成するパーツの寸法を調整すること
・自分自身の身体を鍛えること -
ロードバイクの構成パーツを調整する
- 例えばステム。
ステムの長さを変えることで、姿勢の前傾度合いを調整することが出来る。 - または、シートも前後に動かすことで、姿勢を調整可能だ。
このように、負担を減らすための切り口は沢山あるのだ。 - だから、腰が痛いからと言って、ロードバイクの事を嫌いにならないで欲しい。
でも、ジレンマがある。
どこかのパーツを動かすと、身体の違う部分に負担がくる場合がある。 - 迷宮入りしたらとことん悩み、他人が味わうことのできないロードバイクと自分のストーリーをつくればいいのだ。
自分自身の身体を鍛える
負担に対して一番有効なのは、頑丈な体を作ることだ。
そもそも身体が強ければ、負担に打ち勝てる可能性は飛躍的に高まる。
個人的には、体幹を鍛えることをお勧めする。
体幹の鍛え方は、Youtubeなどを参考にして取り組むといいと思う。
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色々な体幹の鍛え方があるが、私は、腕立て伏せしかしていない。
私の場合これをしておけば、ロードバイクにのっても腰が痛くなることはほぼない。
なぜ、痛くならないかは正直よくわからない。でもとにかく、腕立てをしている期間は、ロードバイクで腰痛にならないのだ。
プラシーボ効果かも知れない…
騙されたと思って、読者の方も是非腕立て伏せをして頂けたらと思う。
ドロップハンドルの選び方
ドロップハンドルを選ぶ場合、好ましいことは、肩幅とハンドルの幅が適正であることだ。
ハンドルの幅が狭すぎると、呼吸がし辛く、血液への酸素供給を最適化することが出来ない、逆にハンドル幅が大きすぎると、空気抵抗が大きくなってしまう。ハンドル幅は、肩幅と同じくらいにするのが、一般的だ。
GENTZ|ドロップハンドル専用|ベル代替警音器
筆者