質問_すね毛を剃ってしまいました。妻や彼女にどう説明すればいいですか？

回答：パートナーから聞かれるまでは何も言わなくていい。感じてもらえばいいんです。

 

解説

私のすね毛ストーリー

ロードバイクも妻もどっちも大切

私は、妻がおります。妻とは10年間共に人生を共に歩んでおります。妻と付き合う以前からロードバイクと共に人生を歩んでおりました。

付き合ってから1~2年は、妻と過ごす時間よりも、ロードバイクと共にする時間の方が圧倒的に長かったです。現在は、さすがに、妻と過ごす時間の方が長くなりました。

こうやって寄り添っていた時期もあったかな。

 

覚悟

今でもすね毛を初めて剃った日の覚悟を忘れることはありません。すね毛を剃る。この行為は、覚悟のようなものです。

私がすね毛を剃る理由は、「自らもロードバイクのフレームとなり、ロードバイクの美しさを保つこと」と考えております。

しかしながら、他人からしたら、この考え方は、一種の性癖のような思考に思われるのではないかと、周囲への告白はためらいました。

他人からどう思われるか、社会からどう思われるか。そういった人の目を気にしてでも、「すね毛を剃る」それは一種の覚悟なのです。

ただし、所属するチームのメンバーから、一皮向けた男として、接してもらえるようになったのは、とても嬉しかったです。

周りから浮く覚悟を持つと結構強い

 

男がすね毛を剃ることへの偏見

さて、妻と出会う少し前から私は、すね毛を剃っておりました。付き合った当初は剃っていることを隠しておりました。羞恥心。「すね毛を剃るのは女」という偏見。男がすね毛を剃ることは理解されないだろうな。そんな気持ちでした。当時の時代背景としては、男がすね毛を剃るなんて行為は、世間が認めていなかったように思われます。でも、いつかはカミングアウトしなければならないと逡巡しておりました。妻に、「お付き合いを始めましょう」と告白するよりも、高いハードルに私は思っておりました。

脚の皮膚は結構センシティブ。五枚刃がお薦めです。

 

カミングアウト

私は、元来、「春先から短パンです」という人間でした。短パンの爽快感はたまりません。すね毛が無いと尚更です。サラサラした感じが気持ちいいんです。さて、お付き合いを始めたのは、秋口だったので、翌春に勝負することを心に決めて日々を送っていきました。

 

春がきました。幸いなことに妻との関係も春まっしぐら。

 

勇気を振り絞って短パンを履いてデートに向かいました。前夜、念入りにすね毛を剃ったのは言うまでもありません。

なぜならば、「剃り残しは恥ずべき事」だからです。私はすね毛を剃った翌日に、剃った面が肌荒れする傾向にあるので、化粧水もしっかりと肌に浸透させました。

 

妻とは、いつも新宿駅のゴディバ前で集合していました。その時点で妻の視野には、すね毛が剃られている男の姿が映っていると想定していたため、会ってすぐにカミングアウトしました。

 

「謝りたいことがある。俺は男だが、すね毛を剃っている。」

 

そう妻に伝えた記憶があります。妻を視線を落とし私の足元を眺めます。

 

「きれいな脚。」

 

そういわれた記憶があります。

それ以上の反応は特になく。どうでもいいといった感じでした。

 

自意識過剰だと思っていた方が間違いない

つまり、他人は思ってる以上に自分のことなんて見ていないのです。

あなたがどんなに、外見上悩んでいようと、自分以上に他人がその外見を気にすることはないのだな。と、すね毛を剃ることを通して学ぶことが出来ました。

 

もし、すね毛を剃るか剃らないかで悩んでいる方がいたら私は伝えたい。

 

「周りは全くあなたのすね毛に関心はない。関心があるのは、あなたが好きなロードバイクを楽しんで、日々笑顔で居てくれること。」

 

すね毛を剃っている時の走りと、そうでないときの走りは、全然違うものです。

すね毛で空気抵抗が無くなるという以前に、ロードバイクへの覚悟が、エネルギーに変換される為、走りが今までのものとは別物になります。

 

迷わず剃れよ。剃ればわかるさ！ありがとう！

 

 

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女性がロードバイクを選ぶならこうしたらどうですか自分の娘だったらこうやって選ばせる。

BIG ROAD OHMICHI 2021.FEB