【一問一答】女性用ロードバイクはどうやって選べばいいですか?デザインから選んで次は自分の身体に合わせていくという方法はどうでしょうか。
どうもGENTZ開発・販売担当の大道です。一問一答です。私には娘が二人います。将来娘達がロードバイクをする日が来ることを祈ってこの質問に答えます。昨今の女性差別発言。我が家であのような言動をしようものなら家の空気感はピンっと張り詰めることでしょうw
目次
質問_女性の場合、ロードバイクはどうやって選べばいいですか?
回答:次の順序で選んだらいいのでは?
①各メーカーの女性用モデルを中心に乗りたいなと思えるデザインを決める
②自分の身体に合うバイクを選ぶ
③それぞれのパーツごとに更に身体に合わせていく
ロードバイク選びは洋服選びに似ていますよ~
各メーカーの女性用モデルを中心に乗りたいなと思えるデザインを決める
ロードバイクはメーカーごとで形、色、ロゴなどのデザインが様々。
各メーカーのロードバイクを見ていくといいな!と思えるデザインがきっと見つかるはずです。
私の場合はロゴの形やフォントの書体でロードバイクのデザインが大きく変わってくるかなと考えてます。
なのでロゴデザインを見て次に色味を見てみるのがお薦めです。高い買い物です。どうせなら自分の好きなデザインを妥協せず選びましょう。
性能よりもずっと乗りたいなと思えるデザインを。
一先ず大手メーカーのサイトを覗いて見ましょう。女性用モデルを完備しているサイトもあれば、性別にかかわらず様々なサイズを準備しているメーカーもあります。
キャノンデール_ユニセックス サイズの幅が大きく小柄の方にも対応
自分の身体に合うバイクを選ぶ
デザインを選んだらそのメーカーを取り扱っているショップを検索です。
見て触れて試すのが大切ですよ
実際にショップに脚を運びお気に入りのロードバイクを実際に見て触れてみましょう。是非ショップの店員さんに声を掛けてみましょう。ショップは購入した後も色々とお世話になるかもしれません。その時のそのショップの店員さんとコミュニケーションを取りやすいかチェックするといいと思います。ロードバイクとは長い付き合いとなります。場合によっては頻繁に通いパーツやロードバイクの乗り方のアドバイスを受ける場合もあります。お気に入りのロードバイクを取り扱ってる。そして、店員さんもいい人なら。フィッティングをしてみましょう。
それぞれのパーツごとに更に身体に合わせていく
体型は人それぞれです。それぞれにあったロードバイクを選びましょう。
フィッテングはショップの店員さんにしっかりとやってもらいましょう。彼らはプロとしてあなたに最適なサイズのロードバイクを提案してくれるはずです。
とはいえ、基礎知識として下のことは知っておくといいかもしれません。
- 女性用モデルとは
- 体型とロードバイクのパーツの関係
ハンドル・ステム・クランク・チェーンリング・サドル
女性用モデルとは
平均的な男性と女性の身体のそれぞれのパーツのリーチや重量分布には違いがあるので、
女性の体型から算出された重量分布をロードバイクの形状に落とし込んだ女性用モデルが存在します。
初めてロードバイクを始める方などは女性モデルを選ぶとすんなりフィッティングが終わるかもしれませんね。
トレックなどのメーカーでは性別での分類を廃止し、男性でも女性でもその人の体型に合ったモデルを準備しています。
時代の流れ的なものが反映されていてとても興味深いことだと思います。
女性の体型とパーツごとのポイント
ハンドル
ロードバイクのハンドルはドロップハンドルといわれておりますね。普通の自転車とは少し変わった形をしてます。
女性は一般的に男性に比べて肩幅が狭いです。自分の肩幅にあったハンドルを選ぶとフィット感は高まります。ハンドルは狭すぎても駄目だし、大きすぎても駄目です。窮屈な為心肺機能が落ちる可能性があります。大きすぎると空気抵抗を大きくしてしまいます。自分の肩幅と同じくらいが一般的には良いといわれています。
ステム
ステムとはハンドルとロードバイクのフレームを接続するパーツです。ステムを長くすればハンドルは身体から離れ、ステムを短くすれば、ハンドルは身体に近づきます。女性用モデルのバイクを選んだ場合は、フレームが短く設計されている場合が多いです。一方でユニセックスフレームの場合は、短めのステムを選ぶことをお勧めします。ステムが長すぎると前傾姿勢になり腕や腰への負担がかかりやすいです。
クランク
クランクとはペダルとチェーンリングを連結する為の棒のような部品です。クランクに関しても自分の脚の長さにあったものを選ぶと良いです。てこの原理で長さによりペダルに伝わるパワーが変わってきます。初めてロードバイクを乗る場合は、自分の身体に負担にならないようなクランク長さを選びましょう。注意点としては、女性用モデルのロードバイクのフレームが非常に小さい場合は、つま先が前輪と重ならないようにクランクの長さを調整する必要があります。
チェーンリング
チェーンリングとはこのギアの部分です。ギアの大きさでこちらもてこの原理で力の伝わり方が変わってきます。ロードバイクを始めたばかりは筋肉量が少ないのでコンパクトなチェーンリングを選ぶと漕ぎやすいです。力に自信が無い場合はコンパクトタイプのチェーンリングをセットアップするといいです。
サドル
サドルとは座るところですね。実は、女性用サドルが存在します。男性と女性では、デリケートゾーンの構造が異なります。それぞれの構造にあったサドルを使用することで不快感から解放されます。私は女性ではないので少しわからないのですが、女性の方がデリケートゾーンに体重を掛けることは男性に比べはるかに敏感だそうです。従ってサドルが合わないとロードバイクと身体のフィット感が得られずとても苦痛のようです。デリケートゾーンへの体重を分散する為にサドルの横幅を大きくした女性用のサドルを乗り始め当初は選定することを勧めます。
まとめ
私の妻や子供にロードバイクを選ぶときにどうアドバイスすればよいかと考えて記事を作成しました。
兎にも角にもデザインから入るのがいいのかなと思いますよ。その上で自分の身体に合わせていけば必ず自分の身体にあったロードバイクに巡り会えるはずです。どんなに体に合わせてロードバイクを選定したとしても、最初は長距離を走ってみると体のあらゆるところに負担が来るものです。しかし、ロードバイクを続けていくことで身体がロードバイクに馴染んでくることでその負担も徐々に軽減されて、走る楽しみがドンドン高まってきます。すると、パーツを変えてもっと速く走ってみたくなったり、ウェアを新調してファッションを楽しんだりと…ロードバイクを起点にして楽しみの幅がドンドン広がります。
それでは!
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